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電線ピーラー

課題
従来、高圧絶縁電線の被覆剥きはナイフ作業が主流でした 。しかし、冬季など低温時は被覆が硬く作業が困難で 、柱上での無理な体勢は墜落や怪我のリスクを高めていました 。また、仕上がりには技術力(熟練)が求められ 、一方で既存ピーラーは、対象のSN-OEW規格(38mm2及び60mm2)に対応していないことが課題でした。

解決策
本開発においては、電動ドリルやハンドルで回転させ螺旋状に剥ぎ取る機構を採用することで 、気温や技術力に左右されず1分未満での作業が可能となりました 。労働災害(墜落・怪我)の対策として、内部ストッパーが導体に到達すると自動で空転する構造(先端用) を備えることで、安全性が向上しました。