2023年１月６日夜間から９日早朝、約53時間30分にわたって渋谷駅改良に伴う山手線外回り線路切換および内・外回り同一ホーム化工事が行われました。
渋谷駅は乗り換えの利便性向上や駅構内の混雑緩和などを目的として、2015年から改良工事が進められており、これまで３回にわたる線路切換により、山手線ホームと埼京線ホームの並列化および山手線内回りホームの拡幅が行われました。今回の線路切換は、山手線ホームを１面２線化とするため、駅ホームの拡幅や電気設備の整備を行うものであり、当社は延長236メートルにわたり最大約3.2メートルに拡幅された山手線ホーム、そして約580メートルにわたって移動された線路に対し、電車線・配電・通信各系統の設備の施工をいたしました。
この間、山手線外回りは大崎～池袋間を終日運休させ、大崎・池袋両駅の折り返しにより運転されましたが、切換工事が順調に終了した９日の始発から新たなホーム・移動した線路での運転が開始され、本プロジェクトへ貢献することが出来ました。
今後も「社会の安全・安心を創り込む」という意識を一人ひとりが常に念頭におき、社会貢献できる事業活動を継続してまいります。
